数学Ⅰ「データの分析」に登場する用語の1つに『データの範囲』というものがあります。
今回解決する悩み
「データの範囲ってなに?」
「範囲はどうやって求めるの?」
今回はデータの範囲に関するこんな悩みを解決します。


データの範囲(レンジ)はデータの中でも簡単な用語なので知らないと損します。
ポイント
範囲とは「データの最大値と最小値の差」です。
範囲が分かるとデータの分布がイメージしやすくなります。
本記事では、データの範囲の意味と求め方を解説しています。
範囲をしっかりと理解してテストで高得点獲得を目指しましょう!
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データの範囲とは?
データの範囲というのは、「データの最大値と最小値の差」です。
つまり以下のようなデータが存在するとき、データの範囲は「25」となります。

データの範囲の求め方
データの範囲の求め方はとても簡単です。
データを大きさ順に並び替えて、最大値と最小値の差を求めるだけ!
範囲の求め方
最大値-最小値=データの範囲


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データの範囲を求めるメリット
データの範囲が分かることで、全体の散らばりの大きさがイメージできます。
つまり、同じような数字ばかりなのか、それとも幅広い値が出ているのかを掴むことができます。
たとえば数学Ⅰのテスト結果を分析しましょう。
・Aクラスのテスト結果が以下のとき、範囲は10となります。
・Bクラスのテスト結果が以下のとき、範囲は40となります。
この2つを見比べてみると、Aクラスのテスト結果が70点周辺に集まっていることが分かります。
データの範囲が小さければ小さいほどデータが1点に集まっており、このことを「散らばりの度合いが小さい」と表現します。
一方でBクラスのようにデータの範囲が大きいことを、「散らばりの度合いが大きい」といいます。
散らばりの度合い
範囲が小さい
⇒散らばりの度合いが小さい
範囲が大きい
⇒散らばりの度合いが大きい
データの範囲が分かることで、データ全体の散らばりの度合いを掴むことができます。
データの範囲 まとめ
今回はデータの分析から範囲についてまとめました。
あまり難しい単元ではないので、確実に得点につなげましょう。
データの範囲 まとめ
⇒データの最大値と最小値の差
データの範囲=(最小値)-(最小値)
データの範囲が分かると
⇒データ全体の散らばりの度合いが分かる
データの散らばりの度合いは「分散」や「標準偏差」でも求めることができます。
まだチェックしていない方はぜひご覧ください。
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他にもデータの分析に関する悩みがある方は「データの分析まとめ記事」をご覧ください。
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